バス運転手は心筋梗塞だった 蛇行後に衝突し死亡

 信号機にぶつかって死亡した観光バスの運転手は、心筋梗塞(こうそく)を起こしていました。

 1日午前7時前、千葉県成田市の交差点で成田空港行きの観光バスが信号機に衝突しました。事故を起こしたのは「亜細亜交通社大功バス」が運行するバスで、運転手の近藤善則さん(66)が死亡しました。警察によりますと、近藤さんは運転中に心筋梗塞を起こしていたということで、バスは事故前に蛇行運転をした後、信号機をなぎ倒して奥の雑木林に突っ込んだところで止まりました。乗っていた中国人の観光客26人にけがはありませんでした。