車いす男性が電車にはねられ死亡 踏切で立ち往生か

16日夜、神戸市の阪急電鉄神戸線の踏切で、車椅子に乗った男性が電車にはねられて死亡しました。

 午後7時すぎ、神戸市灘区の阪急電鉄神戸線王子公園駅と六甲駅の間にある踏切で、近くに住む向井弘一さん(73)が普通電車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察などによりますと、向井さんは電動車椅子に乗っていて、踏切内で身動きが取れなくなっていたとみられます。通り掛かった男性が非常ボタンを押し、運転士も警笛を鳴らしてブレーキを掛けましたが、間に合わなかったということです。